多言語の飲食店サイトでURLと表示言語の切り替えを設計する
多言語の飲食店ページを、一貫したURLで整理します。言語切り替え、対応する内容、技術的なSEOの確認を合わせて計画します。
トルコ語のメニューを英語に訳すことは、多言語対応の内容面の一部です。お客様には、同じページを別の言語で開き、リンクを共有し、今どの言語を見ているか理解できることも必要です。その基礎になるのがURLの設計です。最初にページと言語の対応表をつくっておくと、内容が増えたときの混乱を減らせます。
各言語に共有できるURLを用意する
Googleの多言語サイトに関するドキュメントでは、言語ごとに異なるURLを使い、hreflangで対応する言語版を示すことが推奨されています。ブラウザーの設定だけで利用者の言語を推測せず、別の言語を自分で選べるようにします。開発担当者と実装方法を決める前に、どのページを各言語で用意するかを確定してください。
例えば、店舗紹介のトルコ語版を/tr、英語版を/enに置き、メニューや店舗ページも同じ構成にできます。これらはあくまで例です。既存のシステムが別の構成を使っている場合は、変更する前にリンク、共有済みメニュー、ページ遷移への影響を確認します。見た目を統一するためだけに、機能しているURLを移す必要はありません。
言語の選択を対応する内容につなげる
英語のメニューを見ているお客様がトルコ語を選んだら、可能な限り同じメニューのトルコ語版を開きます。切り替えるたびにホームページへ戻ると、商品を探し直さなければなりません。ページ対応表では、紹介、店舗、メニュー、ガイドを別々の行にします。翻訳のないガイドでどう動作させるかも、意図を持って決めておきます。
旗だけで言語を示すと、分かりにくい場合があります。言語名をその言語で表示した方が明確です。複数の国で同じ言語を使うことも、1つの国で複数の言語を使うこともあります。また、通貨と言語は別の概念です。英語に切り替えたからといって、価格が自動的に別の通貨へ換算されるように受け取られないようにします。
| 内容 | トルコ語版 | 英語版 |
|---|---|---|
| 店舗紹介 | /tr | /en |
| 支店情報 | トルコ語の支店ページ | 同じ支店の英語ページ |
| メニュー | トルコ語の商品名 | 同じ商品レコードの英語表示 |
言語によって同じ商品の内容が変わらないようにする
翻訳の確認では、文法だけでなく、商品名、提供量、提供内容、価格が同じ商品を表しているかも確かめます。原文が変わると、古い翻訳は新しい情報に合わなくなることがあります。例えば、付け合わせが変わったのに英語の説明だけが以前のままなら、お客様は別の料理を期待してしまいます。商品の公開確認に、翻訳の確認も含めます。
OrvunAIの多言語メニューでも、店舗が提供する正確な情報が重要です。翻訳によって、原文にないレシピ情報や、確認済みとされる食事に関する属性を新たに作ってはいけません。不明な点を見つけた確認者は、推測で埋めるのではなく、厨房またはメニュー管理者に確認を依頼します。
開発担当者へ明確な対応一覧を渡す
Googleは、検索結果で言語版や地域版を正しく対応付けるための指定方法を説明しています。実際にどのページへ指定するかは、コンテンツの一覧によって決まります。単に『多言語SEOを対応してほしい』と伝えるのではなく、実在するページの組み合わせ、未翻訳のページ、恒久的なURLを渡しましょう。存在しないページや内容の異なるページを、対応する言語版として指定しないようにします。
最終確認では、URLを直接開き、言語を切り替え、別のブラウザーでもリンクを試します。切り替え後も店舗、支店、商品が同じであることを確かめます。メニューを更新した後も、いくつかの商品を選んで同じ確認を繰り返してください。翻訳を用意するだけでなく、ページが正しく動き、同じ情報を伝える閲覧体験につなげます。
