QRメニューが開かないとき:印刷、リンク、公開状態を切り分ける
カメラの読み取りから正しいメニューの表示まで、どこで問題が起きているかを切り分けます。スタッフが使える確認手順をつくります。
「QRメニューが使えない」という言葉には、さまざまな状態が含まれます。カメラがコードを認識しない、リンクが開かない、別のメニューが出る、といった違いがあります。すべてを一つの問題として扱うと、同じ操作を繰り返すことになります。最初に止まっている段階を特定すれば、お客様への案内と必要な修正を早く進められます。
目次
カメラがリンクを認識しない場合は印刷物を確認する
スマートフォンのカメラがコードを認識しない場合は、まずコード全体が見えているかを確認します。スタンドの反射、食べ物の汚れ、角の折れ、コードの一部が切れるデザインは、読み取りを妨げることがあります。端末とスタンドを無理のない角度に調整してください。同じリンクを印刷した別のテーブルのきれいなカードを試すと、比較の手がかりになります。
1人のスタッフが読み取れたからといって、印刷物に問題がないとは断定できません。端末や照明の条件によって結果は変わります。どのテーブルで、どのような条件だったかを記録します。同じカードで問題が繰り返すなら、見本と比べて、傷んだ印刷物を交換します。
読み取れても開かない場合は通信を確認する
カメラにリンクが出るのにページが読み込まれない場合は、QRデザインを変える前に通信状態を確認します。メニューの閲覧にはインターネット接続が必要です。店舗のWi-Fiにつながっていても、インターネットが使えるとは限りません。専用のログイン手順がある場合は、それを完了する必要があります。
同じメニューのURLを、別のスマートフォンや別の通信回線で開きます。ブラウザーへ直接URLを入力すれば、読み取りの段階を外して確認できます。1台だけで起きるなら端末や接続を優先して調べ、異なる端末でも同じ問題が出るなら、リンク先のURLとメニューへアクセスできるかを優先して確認します。
別のメニューが開く場合はURLを照合する
別の支店、以前の店舗名、確認用の商品が表示される場合は、お客様が使った実物のコードを読み取ります。スタッフのスマートフォンに保存した正しいリンクを開いても、問題を再現できないかもしれません。カードに印刷されたURLと管理画面の現在のURLを比較し、異なる場合は対象となる印刷物を特定します。
転送用リンクを使っている場合は、転送先が正しい公開メニューになっているかを確認します。古い直接URLを印刷したコードは、必ずしもリンク先を変更できません。古いURLを管理できない場合は、該当するカードの交換が必要になることがあります。新しい印刷物を配布する前に、実物の見本で確認してください。
商品が見つからない問題とアクセス障害を区別する
メニューは開くのに商品が見つからない場合は、その商品の公開状態、カテゴリー、提供状況を確認します。管理画面の下書きで行った変更が、まだお客様の画面には反映されていない可能性があります。正しい店舗とメニューで作業していることを確かめたうえで、公開手順を確認してください。
| 症状 | 最初に確認すること |
|---|---|
| カメラにリンクが表示されない | 印刷品質、照明、破損、読み取り角度 |
| リンクは出るがページが開かない | インターネット接続とリンク先のURL |
| 別の支店のメニューが開く | コードに含まれるURLと転送先 |
| 商品や価格が古い | 正しいメニューか、公開が済んだか、再読み込みが必要か |
接客中の短い案内手順を用意する
お客様を待たせて長い技術確認をするのではなく、別の方法でメニューを案内します。店舗が用意した紙のメニューや、スタッフが最新メニューを見せる方法などがあります。その後、テーブル、時刻、使ったリンク、確認できた問題を担当者へ伝えます。同じ問題がシフトをまたいで繰り返す場合は記録をまとめ、スタッフ全員が毎回新しい問題として調べ直さないようにします。
簡単なメニューの問題の多くでは、お客様の個人情報を集める必要はありません。エラーメッセージと、どの段階で起きたかの方が役立ちます。修正後は、問題が起きた同じ実物のコードで再確認します。別のリンクだけを確認して、元の不具合を残してしまうことを防ぎます。
