大量印刷の前にQRコードの読み取りを試す
QRコードの試し刷りを使い、素材、照明、端末を順に確認します。大量印刷の前に、正しいメニューが開くか実際のテーブルで試します。
パソコン画面上のQRコードを読めても、印刷物が同じように使えるとは限りません。紙、表面加工、コードの周囲の余白、テーブルの照明が読み取りに影響します。大量印刷の前に少量の見本で系統立てて試せば、誤ったURLや読み取りにくいデザインを全テーブルへ配ってしまう事態を避けやすくなります。
コードの周囲に装飾を入れない
QR画像を配置するときは、端を切ったり縦横比を変えて引き伸ばしたりしないでください。周囲の余白に文字、模様、線を入れないようにします。中央に大きなロゴを加えることも読み取りに影響します。店らしさはコード本体を変えるより、周囲の見出しや色の面で表現する方法を考えます。
デザインのスクリーンショットを繰り返しコピーせず、鮮明な元のQRファイルを使います。印刷サイズに万能の寸法があると考えないでください。リンク情報の密度、印刷品質、読み取り距離が関係します。選んだサイズで実物を作り、設置場所で確認します。
見本を最終素材に近づける
事務用プリンターの紙と、注文予定の光沢カードでは結果が違う場合があります。可能なら印刷会社に最終素材に近い見本を依頼します。スタンドを使うなら、その中に入れて試します。プラスチック面の反射やカード端の反りで、むき出しの紙では見えなかった問題が分かることがあります。
確認は最終デザインで行います。その後にコードを小さくしたり移動したり表面加工を加えたりすると、以前の承認が有効でなくなる場合があります。ファイルには内容が分かる版名を付け、例えばテーブルカードと入口ポスターは別ファイルにします。印刷物の種類ごとに確認します。
さまざまな読み取り状況を試す
デザイナーのスマートフォンだけで確認せず、店舗にある異なる端末のカメラを使います。普通の来店客のように、テーブルへスマートフォンを向けます。毎回コードを手で回したり、カメラを特定の一点に置いたりしないと読めないなら、配置を再検討します。
日中、夜、必要ならテラスの条件を分けて記録します。非常に明るい場所の反射と暗い場所の問題には、異なる対策が必要な場合があります。配膳に使う物と一緒に見本を試すと、空のテーブルで見落としやすい影や遮りが分かります。
- カメラがコードを認識しますか。
- リンク通知をはっきり読めますか。
- スタンドを持ち上げず読み取れますか。
- 照明の位置が変わっても同じデザインを使えますか。
読み取ったリンクの先を別に確認する
カメラがリンクを検出しても、印刷確認は半分しか終わっていません。開いて店名、支店、言語、商品一覧を確認します。試験用メニューや未公開ページを開くコードは、技術的に読めても来店客の用事を果たしません。複数店舗でファイルを取り違える場合は、特に注意が必要です。
1台は店舗Wi-Fi、もう1台はモバイル通信で開いてみます。メニューにはインターネットが必要なので、接続の問題と印刷の問題を区別します。コードは読めるのにページが読み込まれないなら、デザインを適当に変える前に、リンク先と通信を確認します。
大量印刷の納品物も確認する
見本を承認したからといって、届いた印刷物をすぐ全テーブルへ配らないでください。梱包内の異なる場所から数枚を選び、色、裁断、リンクをもう一度確認します。違うファイルの印刷や、製造時にコードの一部が切れた問題を早く発見できます。
最終承認ファイル、リンク、印刷日をメニューの記録と一緒に保存します。再注文時は「前のカードと同じ」だけで頼まず、そのファイルを渡します。メニューURLが変わった場合、過去に承認した印刷物が今も正しく働くかを改めて確認してください。
